午後の部
「山本町巡り」
講師:八尾市観光ボランティアガイドの会
午後は山本町界隈を案内してもらいました。山本町は宝永元年の大和川付替え後に、旧河川敷に開墾された新田の跡地に当たる。この頃、新田の鎮守として山本八幡宮が勧請され、新田の経営管理のため住友会所が出来たとのこと。
玉串川は、今も農業用水路として機能し、沿道には端正な住宅街を背景に、桜並木が連なり、煉瓦敷き歩道や石積み護岸の水辺の空間は、「世界かんがい施設遺産」に登録されるなど注目されているとのことでした。良い天気に恵まれ暑い中でのまち歩きでしたが楽しく歩きました。
山本八幡宮 → 天台院 → 闘鶏場(当時)→ 玉串川沿道 → 御野県主神社(みのあがたぬしじんじゃ)→ 寺井洫(みぞ)境石 → 山本の辻地蔵 → 山本新田住友会所跡 → 山本八幡宮
天台院 紫雲山天台院といい、比叡山の天台院総本山延暦寺末。今東光が本山から特命住職として派遣されたのは昭和26年である。和尚はこの天台院で住職として、作家として、一連の「河内もの」を立て続けに発表して、一躍人気作家となり、その作品の多くが映画化されて世に知られることとなった。昭和52年79歳で亡くなられた。中野の民族を題材にした「小説河内風土記」からは、当時の生活を読み取ることができる。
御野県主神社(みのあがたぬしじんじゃ) この地一帯は、古代天皇家の直轄地といわれる三野県のおかれていた土地で、三野県主氏はこの県の管掌氏族で、河内国のみならず朝廷においても有力な氏族だった。少し西を旧大和川が流れており、社殿西の盛土は旧大和川の右岸堤防跡とされる。(以上、八尾市観光ボランティアガイドの会説明資料より抜粋)
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